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ありがとうマルキス

  • mihonozaki
  • 2019年5月20日
  • 読了時間: 2分

一週間前に、

一ヶ月間お世話になったホストファミリーの家からアパートへ移りました。

引越し当日に空っぽになった部屋を眺めていると、

猫のマルキスがウニャー!と鳴いて来てくれました。

マルキスは普段より熱心に私の手に顔をこすりつけてくれて、

これはマルキス流のサヨナラなのかな...なんて思い、

マルキスと過ごした日々を思い出して寂しくなりました。


学校から帰ってくるとウニャウニャ言いながら走って来てくれたこと、

夜は私の部屋に入り浸りたまに一緒に寝たこと、

学校に行っている間に私の部屋の前で鳴いていたとホストマザーに聞いたこと、

私の膝の上やお腹の上でいびきをかいて眠っていたこと、

そして初めてマルキスに会った時のことなど、

マルキスの背中をなでながら色々なことを思い出していました。



学校の授業が難しくて落ち込んだ時や、

英語でのコミュニケーションに疲れた時など、

マルキスの存在にどれだけ癒されてきたか。

マルキスをなでて匂いをスーハー嗅ぎながら、

明日もがんばろう!とよく思ったものです。


マルキスとともに、ホストマザーにも本当にお世話になりました。

お世話になったお礼に、

マルキスの絵を描いてホストマザーにプレゼントするととても喜んでくれて、

早速ダイニングに飾ってくれていました。

「マルキスは明日もあなたの部屋の前できっと鳴くね。

何かあったらいつでも連絡して来てね」と言ってハグをしてくれ、

マルタに来て初めて少し泣きました。


マルキスとの出会いは、

マルタでの大切な思い出になりました。

いつまでも元気で幸せでいてね、マルキス!

 
 
 

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© Zacchino!

イラスト/ハンドメイド

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